関西ジャニーズJr./春休みスペシャルshow2015


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M1.ハピラキ
M3.さくらガール
M4.ぶつかっちゃうよ
M5.君にHITOMEBORE
M6.NEXT STAGE

(フレッシュジュニアコーナー)
M7.レディダイ
M8.オリスマ
M10.同じ空の下
M11.秘密
M12.世界が一つになるまで
M13.勇気100%

M15.CRAZY MY DREAM
M16.NAINAI16
M17.フルスイング

(関西メドレー)
M18.好きやねん大阪
M19.タコマイ
M20.浪速一等賞
M21.ええじゃないか
M22.ズンドコパラダイス

・リチャ丈一郎龍太の漫才
・ゲームコーナー
・MC

(愛メドレー)
M22.ずっとLOVE
M23.愛ing
M24.One Love
M25.愛・革命
M26.Sorry Sorry Love
M27.Luv sick

M28.Be cool
M29.歩き出した夏
M30.ブギウギキャット
M31.JUMBO
M32.See you again(新曲)

En1.バンバン

En2.UME強引オン



〜〜〜〜〜〜



今年はたった11日間という短い期間の春の松竹座公演。
たった15公演という少ない公演数の春の松竹座公演。


ジャニヲタに復帰して間もない私にしてみれば、一ヶ月あることが当たり前だったから物凄く短く感じてしまって、なんとなく物足りない気持ちになるんじゃないかって始まる前から不安で。

まぁなんらその心配はないほどに濃く楽しい春になったわけだけれど。






真鳥くんが自分で振付・構成したよって連載に書いてくれたとき、これほどにないくらい喜んだ。
真鳥くん、ちゃんとモチベーションあるって、まだまだきっと私たちの前で踊り続けてくれるって。


毎回今回が最後って言われちゃう真鳥くんだから、「生存確認」っていうちゃんといるよって言ってくれるその言葉が嬉しくて嬉しくて。(笑)





けど、幕が開いて、さくらガールを歌った時にやっぱり不安になって。
「散りゆくから、綺麗なんだってさ」って、その歌詞に乗せたその踊りがあまりにも生々しく心に刺さった。

真鳥くんだからこそ表現できる「散りゆくから」が、これ以上ないくらい儚くて苦しくてたまらなかった。
ジャニーズJr.って、それ以上でもそれ以下でもなく、いつか散りゆくかも知れない存在だから綺麗なんだなって。





きっとそのパートが真鳥くんじゃなかったら、こんなに苦しくならなかったと思う。
真鳥くんだからこそできた「散りゆくから」だったんだと思う。





つまり、私が真鳥くんに会いに松竹座に通いつめてしまうことの本質がそこにあって、きっとジャニーズJr.を応援してる人の多くはそうで、
どこかで「これが最後の花かも知れない」って思い続けてるからこそ、こんなにまで熱量を注げるのかも知れないって。



彼の名前を呼べるのは、もうきっと最後かも知れないって思いながら、この公演を見てた。







真鳥くんのまとめとしては、

まずファンサービスを少しコントロールできるようになった。
今までは少しでもファンサービスできる余裕のある曲なら団扇探しまくって片っ端からファンサービスしてた印象で、すぐに自分の番が回ってくるとさえ思ってた。

でも今回は、ファンサービスしていいときはバッチリやる、そうでないときは極力やらない。
そういうコントロールができるようになったと思う。







そして、おしゃべりで今までよりずっとずっと前に出て来られるようになったと思う。し、そういう意思が見て取れるようになった。

今までは彼なりの鉄板ネタがあって、その話ばっかするから多少テーマと外れたりとかがあったけど、今回はある程度好き勝手していい部分もあったから、発言数が格段に増えた。



初日、人がやってる罰ゲームに本気で嫌そうな顔をしていた真鳥くん。
絶対守りに入るぞこいつ…と思ってたら二日目からかなり喋り出してビックリ。
そこでちゃんと笑い取れて自信がついたのかも知れないけれど、とにかく千秋楽まで私のメモが追いつかないくらい喋ってくれて本当に嬉しかった。








で、3つ目が自分の中で一番嬉しくてすごく大きな変化なんだけど、
振付の凡ミスが格段に減った。本当に減った。


今まで私は真鳥くんのミス探してイライラおこおこしているターンが必ずあって、恒例行事みたいになってたところがあったのだけれど、
今回そういった詰めの甘さが本当に少なくなっていて、レポすることねぇわ!って思うくらいにほぼパーフェクトだった。

去年の春、夏もかな、手紙にすら本気のダメ出し書いて出してたくらいだったのに。(正直ちょっと後悔したけど)






今こうして改善されてきたから、時効だと思って言うけど

去年の春はBrotherやロスマイで思いっきり素でニヤニヤしてたし
夏はスポット当たってないからと思ってかステージ上で欠伸してたし
クリパは苦手な曲は本当に振付グッダグダだったし

常に「そういうとこだよ!!」って思い続けて、勝手な話だけれど「なんでこんなに応援して、なんでこんなに好きなのに応えるように努めてくれないんだろう」って、本当に嫌いになりそうなくらいの時すらあって。




どの立場だよって話だけど、そういう詰めの甘さに怒っている自分に酔ってたのかも知れないし、もしくは自己投影として自分にあるネガを真鳥くんに当てて余計にイライラしていたのかも知れない。

そういったところが本当に格段に減ったおかげで、変な話少し肩の荷が下りたような気がした。






あとは単純にスキル的な面で、表情がより一層豊かになったことと、Tuttingを磨いてきたことで指先の動きに厚みが出たと思う。

ただ多分Tuttingに夢中になりすぎて少しLockが疎かになっている節はあると思うけれど。
あとターンの精度が相変わらず底辺…体鍛えてね本当に…。






本来やるべきプライオリティーとしては
1.最低限の振付、フォーメーションなどのテクニカル
2.表情
3.ファンサービス・トーク
4.その上での振付や歌に対する表現

だと思っていて、今まではその順番が間違っているんじゃないかと思うところが多々あったど、今回その辺りがきちんと整頓されたと思う。


確かに自分の強みとするところによって多少入れ替わるんだろうけど。









つまりは結局ファンサービスってスキルじゃないというか、ファン獲得のツールでこそあれそこに頼ってばかりいては前進はしないと思っていたから今回傾向として
やらねばならない仕事>ファンサービスになったのはとても良い兆し。







しかしCRAZY MY DREAMがかっこよすぎた…細いサスで手だけ当てるって斬新だなぁと思ったし、Tuttingの振付ってスクエア作ったり回したりする振りが多いから少し機械的ですらあったし、本当に全員がピッタリ揃っていて一糸乱れぬってこういうことかと思った。

あとギャンスタの子達はみんな体が柔らかいからフロアに入ると本当に綺麗だしかっこいい。
無駄な力が入ってないから流れるように踊ってる感じ。







あとは印象的だったのはやっぱりSorry Sorry Loveなんだよな〜。
わかってて観たからかも知れないけど、真鳥くんっぽさの塊だった!

でも間奏にアクロバット的要素を組み込んできたのはチャレンジだったんじゃないかな?多分あの中で一番ああいうの苦手なの真鳥くんだし。


そういう苦手を見せないための一つのやり方として、全員が絡む振付にするっていうのはこれ以上ないくらいの正解だと思った。
一人一人独立では出来ない振付をやるっていうのは、出来ることの幅を増やすことにもなるし、逆に長年あのメンバーでやってきた信頼関係がないとなかなかできないだろうなと。







ホスト真鳥くん…エロすぎてツライ……これ以上コメントすることはない…好き……。

まぁあとネクステとBe coolに関しては流石真鳥くんだね拍手〜ってやつです。
完全に得意分野だしもうめちゃめちゃ安心して観られるクオリティがある。









真鳥くん以外のところで言うと、まずは今回から参加の14年組の子たち。

即戦力とはこういうことかと思い知らされる。
大抵一人は壊滅的に踊れない子がいるんだと経験上思っていたけど、今回そんな心配をしないといけない子が一人もいない。見るに堪えない…と思う子が一人もいない。




何と言ってもみんな恐れがないところが凄い。
ダンスにしろ笑顔にしろファンサービスにしろ、出来る先輩がいて目の肥えた客がいるとなると、自信がないことに対して恐怖するものだし、萎縮するものだと思うんだけれど、そういう恐れや自信のなさが全く感じられない。




特にいいなと思ったのはやはり岡井。
あの子は自信の塊だな。スキルがまだないことは本人もわかってるんだろうけど、踊れないことをきちんとフレッシュさとして武器に変換する能力があると思うし、楽しむことが出来てるし、
これは14年組の青衣装チームはみんなそうだけど最低限の振付を必ず間違えずに遂行する堅実さも持ってる。

ある意味これからギャンスタ勢を脅かすのはこの手堅さかも知れない。






あとは推されてる道枝、長尾、高橋、小吹あたりはまだまだ子供だけどやっぱり推されてるだけあって華があるし目を引く。
この子たちは伸び代だらけだからこれからがとっても楽しみ。フレッシュジュニアらしいフレッシュジュニアだなぁ。

オバサンはほくほくしながら見ていました。シンプルに可愛い。








福福大吉は相変わらず落ち着いていて良い。
大晴はまぁ一旦置いといて、宏志朗・怜爾・吉岡も着実に手堅く仕事こなすタイプで、舞台班っぽいな〜と思う。
その冷静さは関西Jr.っぽくなくて少し物足りなさ感じるけど必要不可欠なポジションだと思うからそのままでいてください。

大晴は大晴でこのライン的には首かしげるとしても関西っぽさの塊だよね。
ダンスが暴れてるところもムチャぶりも生意気さも、ギャンスタっぽい。



次世代ギャンスタはだいぶ毛色が違うのねと思いつつ大晴が良きパイプになってる気がするね。
個人的には怜爾が一番好き。怜爾は顔も踊りもれんれんに似てるけど、これから上達すれば踊りは大橋くんクラスも夢じゃないと思うからファイト!







12年組+いおとわ正門ラインは小島のイケ化が凄まじすぎて頭追いつかない。
お兄ちゃん気質なんだろうね、意外と。

毎回毎回見るたびにダンスが目に見えて成長してるところが恐ろしい。
そして毎回毎回そんなに成長してるのにまだ「ダンスが上手くなった人」であって「ダンスが上手い人」ではないところがまた小島らしくておもしろ愛おしい(笑)


晴太郎は確実に「ダンスが上手い人」に成り代わったね。
ずっと12年組でダントツ目を引く踊りができる子だったけど、晴太郎のダンスはまだまだ伸びると思う。なんにせよダンスが好きで楽しいのがビシビシ伝わってくる。

この子はきっと真鳥くんみたいなスキル以上に気持ちに訴えるダンスができるようになる。









そして、書かずには置けないよね。柊真。
まず言いたいことは、お疲れ様。


本当に初めて動いてる姿見たときは慄いたよ。踊れてなさすぎ顔強張りすぎで。


なのにずっと推されだったし、正直なんやこいつくらいに思ってた。
本当に何も出来ないクソ不器用の、ただ顔が綺麗なだけの男の子だった。




数年して戻ってきたら、MC回してた。
ツッコミキャラに変貌を遂げていた。
いつの間にか康二とシンメで、いつの間にかバク転とか出来てて、本当に浦島太郎にでもなった気分で。





正直あまり好きじゃなかった。
頭固くて真面目すぎるし、その割に思慮は足りないし、踊れないし、私が一番ダメなタイプの子だった。むしろ興味がなかった。

たぶんなにキンという名前が解体されたあたりから少し好きになれた。

というのも、私がユニット厨とかユニットの亡霊とか、そういった人たちに対して小さいながら嫌悪感があって、「アイドルなんて、芸能界なんてそんなもん。好きだからとか一緒にやりたいからなんて理屈は通らん。」と思っていて、
そこにそういったユニット括りに真っ先に見切りつけたのが柊真だと思ったから。




でも恐ろしい勘違いだよね。柊真が見切りをつけたのはなにキン括りじゃなくてJr.としての自分だったんだもの。
もしかしたらこれすらも勘違いかも知れないけれど。




結局私たちには何一つ本当のことなんて分かり得なくて、いろんな要素から汲み取ることしかできない。慮ることしかできない。

千秋楽の涙のカーテンコールすら、もしかしたら柊真が恐ろしくひどい花粉症で、それなのに上から降ってくる花びらが全部花粉だったのかも知れない訳だし。




もしかしたら柊真の涙は実は別の誰かの卒業に対する涙だったかも知れないし、とか、悪あがきなのかな。






でも本当に自分にとって苦しいのは、包み隠さず格好つけずに言うと、真鳥くんのこれからがより一層のこと不確定に思えること。

悲しい振りをしてるだけで、きっとこっちに尽きる。
どこまでも利己的で自分本位だけれど。




あと何人仲間を、というか後輩を送り出せば真鳥くんは笑顔でゴールテープを切ることが出来るんだろうと。
辞めてほしいんじゃない。明確なことを発信できる立場でないから、それを知れる立場でないから、本当に宙ぶらりん。





真鳥くんがいつの日かこうやって涙の中はなむけの言葉をもらって舞台を去ることはきっとこの先ないことがわかっていて、
真鳥くんがこの世界を去るときはきっと本人からはなんのヒントもない。



真鳥くんは嘘をつくのが上手な人だと思うから。
きっといつもの笑顔をみんなに振りまいたまま、いなくなる。



もしかしたらむしろそうあってほしいのかも知れないけれど。
いつも通りの松竹座が、関西Jr.が、関西担が、真鳥くんの居場所であってほしいのかも。それが昨日でも、ある意味良かったかも知れない。








今はまだ、何一つ心の整理がつかなくて、ただやっぱりずっとさくらガールが頭の中で回ってる。


本当はまだまだ真鳥くんのこと見ていたいし、今までは手紙にしろ団扇にしろ地味に次に繋がることばかり書いてプレッシャーかけてたけど(笑)、
もしか真鳥くんに笑顔でここを去る理由が出来たときは、私たちファンになんか目もくれずに一目散に駆け出してほしいと思えるようになった。


苦しいけど、嫌だけど、柊真が泣きながらでも笑顔で幕を引いたように、その時がきたら真鳥くんにも前を向いててほしいと思う。




さっき柊真がいなくなることに悲しい振りをしているとは言ったけれど、こういう思いを私の中に芽生えさせてくれたのは間違いなく柊真。
真鳥くんと仲良くしてくれてありがとうね。真鳥くんの雑なボケも面白くしてくれてありがとう。






こんなに悔やまれて、みんなに盛大に送り出してもらえるのって本当に関西だけだよね。
小さいコミュニティだからこそ。

同じメンバー、同じ場所であることが、必要以上の情を移させてしまう。



でもだからこそそれが去りゆく人の足枷にならないように、今は明るくさようならを言うように努めたいと思う。









「散りゆくから、綺麗なんだってさ。そんなこと知らない僕になにが出来たっていうのさ」


散り際まで美しいよね。
私たちファンは本当のことは何も知らないし、何もできない。散るときは突然指の間すり抜けてくから。




新しい関西Jr.はどんな色の花を咲かせてくれるでしょう?