中山優馬/歌おうぜ!踊ろうぜ!YOLOぜ!


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overture
M1.Get Up
M2.Darkness
M3.High Five
M4.xoxo
M5.voice
M6.おやすみ
M8.Missing Piece
M9.舞い、恋
M10.水の帰る場所

(関西メドレー)
M11.ビリビリDance
M12.がらすの・魔法・
M13.悪魔な恋
M14.バンバンッ!
M15.ロマンティック
M16.UME強引オン

M17.孤独なソルジャー(曲中モノマネコーナー)

・C&R
・優馬個人MC
・出演者全員参加MC

ダンスコーナー〜メンバー紹介

M18.Hustler
M19.Butterfly
M20.Best Friend
M21.ネガイゴト
M22.葉桜

M23.YOLO moment
M24.Shining
M25.Friday Night
M26.In the Name of Love

En1.交差点
En2.High Five〜Get Up〜YOLO moment

En3.High Five
En4.ビリビリDance



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てっきりトラジャバックと思い込み「ヒロキ観にいこ〜」と何の気なしに申し込んだ優馬ソロツアーでした。
もともと優馬の曲は好きで、そして屋良くんの振付も好きなものがあって。いろんな現場に顔を出すをモットーに申し込んだはずが、また真鳥くんの現場になってしまいました。(笑)





Mステ出演のあと一念発起して飛び出した名古屋公演は本当に開演前緊張していて。
真鳥くんのダンスががっつり観られる機会が回ってくる期待と、トラジャバックを信じて来ているトラジャファンを丸め込めるほどのパフォーマンスが果たして務まるのだろうかとか。


兼ねてから実力は遜色ないと思ってはいたけれど、ある意味畑が違うというのか…優馬の曲、屋良くんの振付を長年踊りこなしてきたトラジャのフィールドにわざわざ上がって踊るのは、彼らにとってもある程度のプレッシャーはあったと思う。





でも何故かスタンバイに入ったリチャの姿を見た瞬間に、「あ、大丈夫だ」と思った。
全身から気合と自信が溢れてた。それが例えハリボテの自信だったとしても私が不安を消し飛ばすには充分で、今にして思えばリチャのおかげであれほどに初めから楽しめたんだろうな。






Get Upは少年収で初めて観たときから真鳥くんに踊ってほしいと思っていて、それが叶ったのは物凄く嬉しかった。
真鳥くんはStyle Hip Hopはお得意だし、ヒットやバウンスを打つよりもピタッと止めるだけの方が綺麗に見えて好きだから期待してた120%の見応えだったな。

ただサングラスかけてるの見て百均のパーティーグッズ思い出したのはほんとごめん。





Darknessは間奏のところでなんとなく真鳥くんがブーガルーが苦手そうなのを感じ取ったため割愛します。(笑)




High Five…これはね〜相当悔しかった。踊ってるとこ見たい曲ベスト3に入るのに真鳥くん出ない。
これは回数経てオーラスでふと思ったことだけど、古謝が相当に上手くなってて、たまにヒロキっぽいと思うところがあった。やっぱりまだスキル的には及ばないのは否めないけど、このスキルアップは目覚しいなぁ。


xoxoはもう文句無しに可愛い。

♪キッス…キッス…〜のところで各々投げキス的な動きをするんだけど、真鳥くんの投げキスは口元両手持って行ってからぶわっと広げる恐ろしく可愛い投げキスだったり、クールに首傾げて片手を前に出すだけだったり、バラエティー豊かで素敵だった。



おやすみはそもそも振付が可愛らしくて。

説明的なくらいに歌詞に沿った振付なんだけど、それが全く違和感なく見えるのは踊り手の中で「曲と振付」ではなくて「言葉と動作」として連動しているからかな。

あとベッドで跳ねるところの真鳥くんの跳び方の綺麗さにビックリする。手先も足先も抜かりがなくて、本当にそのままどこかに飛んでいっちゃいそうな感じ。翼が生えてっていうよりは雲の上を飛び移ってくような。綺麗だなぁ。



ミシピに関しては私の好きな振付の塊だから観る度に唸ってた。OLD SCHOOLER的にはステップのところは自信もあるだろうし、真顔で踊ってるのに楽しいであろうことがよく見えていい。


舞い、恋は最初見た時意味わかんねーと思ったけど末澤が良くなったのもあって物凄く探究心を煽られた。


勝手な自分の解釈だけど、”理性と衝動”なのかなと思った。すえがきっと衝動とか感性とかそういった類のもので、優馬(+バック)が理性とか抑制的な働きをしているのかなと。

衝動が理性の中心を突き動かそうと、なにか取っ掛かろうとするんだけど、理性の欠片(バック)が邪魔をするみたいな。

頭でわかってることと心が納得しないところは平行線だから視線は合わないのに、何か理性の部分は必死で溢れ出る何かを引き止めようとしていて、だから核心にはなかなか触れられないような。


あんなにすえが必死な表情なのに、他の子達は顔色を変えないところや、衣装の色味的にそんなことを考えながら見ていました。




水の帰る場所は多分設定的にはPZと変わりなく。

以前に友達から又聞きしてテキストを読んだのだけれど、PZでの設定は「優馬と屋良くんは兄弟で、優馬はすでに亡くなっている。優馬からは屋良くんは見えているけど、屋良くんから優馬は見えない。でも気配は感じる。接触も最低限。」というようなもので。


多分ここについてはなんら変更ごとはなくて、だから屋良くんのキャラクターを今回のバックに置き換えたときに、「顔の系統が似ている」という点において丈くんは納得かも知れない。

ただやっぱり年齢的な無理はあるから兄と弟は逆転させていた可能性はあるけれど。


手の置き方と表情が、丈くんの癖と芝居をしていますっていう説明的すぎる部分があったけど、丈くんは名古屋の初日とオーラスを比べると良い意味で変な力が抜けていて良かった。

どんどん切なさが倍増していくような感じでグッとくる。




孤独なソルジャーはバック全員が優馬の方に向いて全力で歌ってるの意味がわからなすぎるし、みんな全力すぎて体がもう前に前に行ってるし可愛すぎる(笑)

真鳥くん口裂けそうになるくらい歌ってた(笑)


真鳥くんのモノマネ振り、名古屋で出てきたと思ったら出てきた瞬間から優馬は困惑してるし、真鳥くんも途中から「あれ?」みたいな顔してるし、しかも間違えたのに強行突破しててお腹よじれるくらい笑った。可愛い〜。

しかも真鳥くんの使い所そこかよwっていうね。滑舌的な意味で…





MCでは本当にいろんな話が聞けて楽しかったな。まさか全員出してくれると思ってなかったから優馬くんありがとうございます(泣)


真鳥くんが端々で「スキルアップできた」「楽しい」って言ってるのを聞いて嬉しくなった。

しかもかなりトークを回す側に回ってエピソード振ってるの見ると、頑張ってるなぁって思って。

お笑いの部分ではリチャと丈くんがいつも牽引してる部分があったけど、真鳥くんはネタ的なことよりわかりやすくエピソードを展開することが上手なのだなぁと感心しました。





ダンス曲とメンバー紹介では、真鳥くんのハイパーLOCKスキル満開で、心底楽しんでるから見てるこっちまでウキウキする。

Funky.3として、得意分野になると出るあのギラギラ感を全面に押し出して、存在感のアピールに余念がなかった。




Hustlerは、前奏のところで三回小さく跳んでその後屈んだままはけてく部分があるんだけど、そこが個人的に大好きで。

あと名古屋でハット投げてもらって受け取るところ、名古屋で失敗したからなのか大阪ではなくなってた。ハット回して被って、その流れでウエーブ通すところが大好きだったな。

真鳥くんもリチャも、グーって通していくそのシツコさがとても良くて、真鳥くんウエーブ通すときに口もとにタメが出てるの可愛い。正直。


あと優馬が消えるイリュージョンで真鳥くんダミーなところにベテラン無所感あっていい。それのために旗振るところ一瞬しかいないのもまたいい。キャリア選抜感。




YOLO前〜YOLOのところ、某夢の国的な音楽と振付なんだけど、真鳥くんの手先の綺麗さとジャンプが美しすぎて、毎回「妖精さんがいるな…?」と思ってた。

YOLOは♪埋め尽くそう〜のところのギター弾くみたいな振付が大好きすぎて、その背中のアイソレが良すぎて一人で悶えてた。かっこいいよ〜。





なんとなく今回のツアー通して今まで見られなかった子達をじっくり見ることも出来て、本当に楽しかった。

だけどだからこそ本当に自己嫌悪…。



オーラスのダブルアンコでみんなが大泣きしてる中、真鳥くんは清々しい表情をして一人だけ前を向いてて。本当に清々しい気持ちだったのか、涙を堪えていたのかはわからないけれど。


屋良くんが「1日5.6曲とか覚えて、相当キツかったと思う。だけどそこに負ける奴は一人もいなかった。これからどんどん育てていきたい。」

そう言った瞬間に深々とお辞儀をして、身体を起こしてからも顔は下げてて、一気に溢れ出る涙を拭って拭って、それでも溢れちゃうから後ろ向いてシャツの裾引っ張って顔拭って。




何を思ってこの公演に臨んでいたのかは慮るだけだけど、心からお疲れ様とありがとうを伝えたいなと思った。本当に幸せだった。


真鳥くんにとってはこの公演はきっとこれからに繋がる1ピースだと思うし、そこに立ち会えた歓びは大きい。

羽ばたくための大きなステップを目撃できたと思う。




また一つ忘れられないコンサートが増えた。