2015年上半期 個人的ベストパフォーマンス大賞




お友達がとても楽しそうな上半期振り返りを行っていたので便乗。

このエントリでは2015年上半期に私が出向いた舞台・コンサートで素晴らしかったパフォーマンス・場面などをご紹介していきます。詰まる所どこまで行っても自己満足記事です。



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  • 2015年上半期 最もかっこよかった部門
      春松竹 「CRAZY MY DREAM」

これですね。まさかのSorry Sorry Love差し置いて一位かよってね。
割とエグみの強い振付が好きだったりする私としては、間奏のタット(照明演出込み)から、真鳥くんの獲物を見つけたような視線から、掴みかかるような指先の動きから何から何まで全てがツボでした。
初日に初めて目にしたときには本当に鳥肌が立って、特にやはりタットの部分は瞬きすら出来ないくらいに引き込まれて、サスが広がった瞬間に大真面目に「おぉ…」って声が出ました。危うくそこで拍手しそうになったくらい。
メンバー全員フロアに入るのも、みんな身体の目一杯を使っていて、とてもしなやかで美しかった。後奏の横ノリと側頭部に指を指す振付も好きで(好きすぎてめっちゃ観てたら真鳥くん間違えたみたいな日もありました。)、バックのスキルがあるだけに廉くんにもやもやしたりとかも。




      優馬ソロコン「Hustler」

この曲はかっこいい真鳥くん詰め合わせ!まとリチャでのハットを使った振付はそれはもうシツコくてセクシー、優馬のダミーとして箱に入りそのため旗振り一瞬しかいないところはそれはそれはベテラン無所の風格、そして旗に隠れて舞台奥に飛び降りる瞬間のキリッとした仕事人の表情。全てが真鳥くんのこれまでのお仕事の積み重ねから来るもので、真鳥くんにしか出来ない役割と表情。
そしてこちらもエグみのある振付も良かった。素人がやると相当面白いことになっちゃう振付でも、あの8人にかかればなんのその、かっこいいことこの上なし。今でもあの突き刺すような8人の視線・表情が忘れられない。







  • 2015年上半期 最も可愛かった部門

      あけおめ1/6 昼公演「Summer Dreamer」でストップモーションの隙に真鳥くんが小さく投げチューした瞬間

実際見てて且つ覚えている人が何人いるんだろうレベルの細かい瞬間。
掌を外に向けて、右手は右側に伸ばし左手は胸の前に置いた状態でストップしていた真鳥くんが、スタンドにあったカンペを見つけて、左手で本当に小さく「ちゅっ♡」とした瞬間です。これが真鳥くんらしさの塊だった。投げチューしたあとにニコッと微笑むあの表情までもが可愛すぎて、自分にされた訳じゃないのに席でひとりで「うえええええええ(泣)」と沸き散らかし、心臓を鷲掴みにされた。真鳥くんのファンサービスに対するファンのリアクションまできっちり見届けるところが好きです。
実際あそこでファンサービスして良かったのかどうかはさておいて、本当に可愛かったんですけど…伝わるのか…。





      えびコン6/13 夜公演 花道で団扇を見つけた目黒くんが反応して振付に入れなくなった瞬間

なんの曲か忘れちゃったんですけど、縦花道で煽ってた目黒くんが、花道横付近に自分の団扇を見つけて反応→お辞儀してたら振付に戻るのが遅れて盛大にグダグダになった瞬間ですね。
拳突き上げて客席煽ってると思ったら突然停止してまじまじと一点を見つめてお辞儀。そのあとすぐに振付が始まるも踊り出しがわからなくなり、しばらく両側のJr.をキョロキョロしながらグダグダに踊ってたのがめちゃくちゃ可愛かった。
台風n日生の時も思ったけど、目黒くんは自分の団扇にかける時間が非常に長くて、その割にファンサやリアクションがやたらにアッサリしてて面白い。視力悪いのかな。








  • 2015年上半期 最も好きだった部門

      春松竹「関西メドレー」のホスト真鳥

後出し情報ではありましたが真鳥くんが自分から「じゃあ俺ホストの格好しますわ」と言い出したところから好き……。貢ぐ女・朝田淳子ちゃんに成り代りたいと全ての真鳥担が思ったはず。
何気に淳子ちゃん押しのけて中村龍子ちゃんに浮気してみたり、かと思えば淳子ちゃんとイチャつく大谷くんに拳振り上げてみたり、階段を登るときも手は貸すくせに自分の方が上段にいたりと、端々で「俺の方が立場は上」「俺が世の中を転がしてる」的な自信満々で出来るチャラホスト真鳥くんでした。めっちゃ好きじゃん……。





     あけおめ、パリピポ「バンバンッ!!」の大サビ前

以前パリピポのエントリ(ジャニーズWEST/パリピポ - MAGIC FINGER)にもチラリとにも記載しましたが、バンバンッ!!の大サビ前に真鳥くんがやる芸の細かい作業ですね。

♩変幻自在な未来を目指して そうAre you ready?Say!BaBaBaBaBaBaBang! BaBaBaBaBaBaBang!
というフレーズの部分ですが
♩そうAre you ready?Say!(バズーカを担ぐorマシンガンのストラップを首に回してマシンガンを腰に構える)
♩BaBaBaBaBaBaBang! BaBaBaBaBaBaBang!
(勢いに任せてブロック全体をぶっ放す)

この一連の行動が真鳥くんっぽすぎて大好きでした。そういう細かいところに拘る意識、そして目の前にある客席を漏れなく盛り上げるメンタリティ。これぞ林真鳥クオリティ!
ちなみに松竹座公演での同曲では見ることができない行動(私の知る限りではアリーナクラスの会場でしかやっているのをみておりません)なので是非ともご注目いただきたい。







  • 2015年上半期 最も感動した部門

      広島に原爆を落とす日ラストシーン〜カーテンコール

初めてジャニーズ主演の舞台でありながらオールジャニーズでない舞台を観たのがこれでした。もともとつかこうへい作品の世界観は面白いと感じていたけど、身内が出ていない作品は初めてでやっと欲目なしに観られた感じ。
ラストシーンの戸塚くんの長いモノローグで、今まで散乱していた道具が掻き集められて一つの何かを作り上げていく様を感じて涙が出そうだった。さらにカーテンコールではやっぱりこの人ジャニーズだなと思わせる爽やかな笑顔で。
役者としては荒削りなのかも知れないけど、魂はそこにあってとても感動して胸を掴まれた数分間だった。




      優馬コン5/9 夜公演 ダブルアンコールで屋良くんの言葉に真鳥くんが泣き出した瞬間

たぶんステージ側も客席側もいろんな思いが立ち込めていたと思う。そんな中にこのコンサートの立役者の屋良くんが登壇して、9人とハグをして。その段階でファンもメンバーもほとんどの子達が泣き始めていたけど、大橋くんと真鳥くんは泣いていなかった。たぶんいろんなことを考えながら、思い出しながら、清々しい気持ちで前を向いてたんだと思う。
それでも屋良くんが「これからどんどん育てていきたい」って言った瞬間に、本当に一瞬で真鳥くんの目に涙が湧き上がって零れ落ちて。そこからはもうなかなか止まらなくて。
どういう種類の涙だったのかはわからない。わからないけど、初めて真鳥くんが感情を剥き出しにしたのを観た気がした。いつもニコニコして、楽しそうで、でも必ず自我のコントロール下にあるように見えていたから、私の全く知らない真鳥くんの表情だったな。
初めて見る真鳥くんの表情が嬉しくもあり、ある意味ショッキング(アイドルはステージ上では人間でないと思っている節があるので)でもあり、心が震えた瞬間でした。真鳥くんって人間だったんだなぁ…!と思った。






  • 2015年上半期 最も面白かった部門

あけおめ1/6 夜公演 MCでの古謝の話題

小瀧くんが「本番前の円陣で「いくぞ!オー!」ってやったあとすぐに拍手しながら「よろしくお願いしまーす!」って言う」という想像に容易すぎる話をしたのを皮切りに大阪城ホールの笑いを席巻する古謝でした。
しゃべりだそうとした瞬間、マイクを歯にぶつけて痛がり、結局何の話をしようとしたのか謎に包まれてしまったり、龍太の「ヤンキーから離れて!」のネタで段差に蹴躓いて背中から派手に転倒したりと、ネタの宝庫な古謝那伊留…。一人参戦だったのに笑いすぎて泣いた。





      春松竹千秋楽の終演後、袖楽屋からスタスタ楽屋に戻る永瀬廉

最早パフォーマンスではありませんが、これは千秋楽入ってた中でも、この瞬間を観た人が何人いるかというレベルのラッキーチャンスだった。柊真の卒業式ために涙に濡れた春松竹千秋楽。出演者も殆どが涙ながらに幕を閉じ、客席側では鳴り止まないアンコール…その最中、先ほどまでの感動のステージが嘘のように上手側袖楽屋からスッタスタ楽屋に帰っていく永瀬廉くんの後ろ姿発見。(笑)いや君もさっきまで笑いながら泣いてましたやん!
袖楽屋は衣装替えなどをする小さい部屋で普段は客席からは全く見えませんが、桟敷の扉とその向こうの袖への扉が開いていたので本当に偶然見えた。廉くんのアッサリ具合に驚くとともに落差が激しすぎて途中から面白くなってしまいました。
批判する気持ちは全く湧いてこなくて、「れんれんアッサリしすぎやろそういうとこ好きwww」となった。今までも彼らの中ではそれなりにいろんな場面があったと思うし、乗り越えてきたんだろうし、だからこそあの後ろ髪全く引かれてない廉くんの後ろ姿は頼もしかったし面白かった。








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さてベストパフォーマンス大賞という名のただの懐古、楽しんでいただけたでしょうか?個人的にはメモ見ながら「こんなことあったな〜」と思い返しつつ書いていてめちゃくちゃ楽しかったです。
いつもは真鳥くんの話題ばかりなので、たまには他の子達のエピソードを書くのも面白いものですね。

上半期、入った数はそれなりでも同じ公演に何度も行っているだけだったのでレパートリーに乏しいですが、充実したオタクライフだったなと思います。




下半期もどんなパフォーマンスが観られるのかとても楽しみ。下半期もこの振り返りが出来たらいいなと思います。

ジャニーズWEST/パリピポ


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overture
M1.青春ウォーーー
M2.ズンドコパラダイス
M3.ジパングおおきに大作戦
M4.パリピポアンセム

挨拶

M5.Jr.紹介(各ソロダンス)
M6.夢を抱きしめて
M7.SCARS
M8.Can't stop

トーク映像

M9.Mambo de WEST
M10.粉もん
M11.アカンLOVE
M12.浪速一等賞

MC

(1周年お仕事メドレー)
M13.言ったじゃないか
M14.Ultra Music Power
M15.Criminal
M16.ARASHI
M17.シルエット

(Jr.コーナー)
M18.NEXT STAGE
M19.Sorry Sorry Love
M20.Happy Happy Lucky You

M21.キミコイ
M22.Toxic Love
M23.SAKURA

映像

M24.Party Maniacs
M25.for now and forever
M26.バンバンッ!

挨拶

M27.Time goes by

映像

En1.P&P
En2.パリピポアンセム

En3.ええじゃないか




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優馬コンを引きずりすぎて楽しめるのか!?と思いつつでしたが普通に楽しかったです。(笑)

一発めぇ(略)と比べて出番はかなり少なかったものの、バックの子達がみんな心底楽しそうなところが相変わらずでとても温かい気持ちになった。





今回はホールとアリーナで微妙に出番が違ったりしたみたいだけど、アリーナしか入ってないからなかなか書けることがなくて難しいのだけど。





今回は優馬コンと打って変わってはっちゃけた盛り上げ曲が満載でタオルぶんぶん振り回したりしてジャニーズのコンサートというよりは夏フェスなんかのイメージに近い気がした。
夏フェス行ったことないけど。



なによりバックの子達はジャニーズWESTのコンサートが本当に楽しそうで見てて元気を貰えるね〜。高校生大学生たちが本当に年相応の男の子の顔に戻るところがとても魅力的で。
高校生大学生くらいだとだいたいのことを「ウエーイ」で乗り切る感じがあると思うけど正にそんな感じで、それがある意味とても普通で可愛い。

…真鳥くんと龍太はその年齢終えてるって?
いや無理とかしてないから!!!真鳥くんとかそれこそ「ウエーイ」で乗り切るような界隈と付き合ってるリア充タイプのはずだから!!!きっとそうだから!!!!!!
龍太は…うん、あんまわかんないけど。




まぁふざけちゃいましたけど、芸能界って厳しい世界だと思うしその中でもジャニーズって結構いろんな意味で若いうちから達観しちゃいそうだけど、そういう中に身を置いてる子達が普通の男の子の部分を見せる瞬間が、「隙」と言えばいいかな。

例えばあんなに普段セクシーな表情と上品な笑顔で歌い踊る宏志朗が急に爆発したようなニカッとした笑顔で踊ってたり、大晴が松竹座の50万倍くらい暴れてたり、長い花道や外周をダッシュしてきて目一杯じゃれてる大橋末澤とか、其処此処で無防備でファンに見られていることをいい意味で考慮しない表情をしてるのを見ると逆に”男”を感じるというか。



ジャニーズを見てると爽やかな汗はよく見かけるけど、ここまである意味暑苦しい男臭い汗はあまり見かけないな〜なんて思ったりした。
体当たりするみたいに踊って歌って走ってじゃれてる姿がアイドルである以上に男の子らしくてきゅんとする。

あざとくて計算尽くで、ファンのことたくさん観てて、ファンの視線をちゃんとキャッチして、そんなアイドルらしい姿だってもちろんとても素敵なんだけど、
身体ごとぶつかってくるようなパフォーマンスも関西らしくて刺激的だと思う。

「ファンを楽しませるにはまず自分が心の底から楽しくないと」っていうのがジャニーズWEST、バック共に共通テーマみたいにビシビシ伝わってきました。

俺いまめっちゃ楽しいけどお前らはどやねんゴラァ!!!!みたいな。
ファンもめちゃくちゃ楽しいわボケェ!!!!くらいのテンションで返してる人が多かったのも面白かった。






真鳥くんのことについては、

  • 出てきた瞬間から盛大に振付がグダグダになる
  • 階段で躓く
  • ファンサービスしすぎて立ち位置を通り過ぎる
  • 立ち位置移動がわからなくなってキョロキョロする
  • 踊りながらファンサービスをしまくる
  • 大橋、末澤などのメンバーにだる絡みを始める
  • ファンが盛り上がる度に、内容が気になりすぎて客席に後頭部を向けてモニターを振り返る
  • 小瀧に対して肩を組みに行くが身長差がありすぎて腕が足らず、最終的に小瀧の腰を持つ
  • 濱田の曲中台詞の意味がわからず小瀧、康二と手を左右に広げつつ首を傾げる
  • ソリソリのアクロバットで土台までの距離が遠く、古謝に全体重を任せたままエアウォーキングをする
  • 外周で小瀧とすれ違う際に行く手を阻まれて二度ほど左右に振られた結果、リアルに「ウエーイ」と言ってハイタッチしながらすれ違う
  • 康二にニーブラされる
などなど、相変わらず楽しそうなポンコツ発揮しててとても可愛かったです。このような平常運転に加えて異常なハイテンションも感じた。(笑)








ファンサービスの話になってしまうけど、パリピポツアーは入る度に真鳥くんにファンサービスされて崩れ落ちてる人を見かけたので本当にしめしめ…と思っている。
真鳥くん多分投げチューのモーションで口から毒矢放ってると思う。そのくらい威力のある投げチュー。


あとこれはツイッターにも書いたんだけど、バンバンの時にわざわざマシンガンのストラップを首に掛けるモーションをしてからぶっ放したり、バズーカをがっちり肩に担いでからぶっ放したりといちいち芸が細かいのが相変わらずでかっこいい。
真鳥くんのファンじゃなくても一見の価値あると思う、そのくらい丁寧にやってるから。







ジャニーズWESTのみんなについてはセトリもよく練られていたと思うし、良かったと思う。

特にかっこいいと思ったのはCan't Stopで、前奏の時にメンステ縁についてる置きの照明で下から顔を狙ってるのが秀逸だと思った。
人間って逆立ちして生活でもしてない限り下から光が当たることってあまりないから、見慣れた人でも全然違う表情に見えたりするんだね。
振付もスタイリッシュだしそれなりにみんな踊りこなせてるのが凄いと思った。




あとはパリマニの濱田、神山は本当にかっこよかったな。
この二人は「これは俺の曲」くらいにしっかり主張してた。それでいてちゃんとメンバーとのコミュニケーションも出来てるように見えるから凄い。メンバー同士の信頼関係の賜物なのかな。

神ちゃんは普段からギラつき多めだとしても、濱ちゃんのあんなにギラギラした表情はなかなかない気がする。少なくとも私は最近めっきり見てなかったから、いい意味で少し刺さるものがあった。
濱ちゃんは必要以上に謙遜するけど、めちゃくちゃかっこいいんだからもっといつも自信持ってほしいなって改めて思った。でもあんなに踊りも歌もかっこいい濱ちゃんが付け上がらずに努力してるから、他のメンバーもサボれないだろうな〜とも思った。絶妙なバランス。







ジャニーズWESTはメンバー同士やっぱり付き合いが長いから信頼し合ってるなと思う。
メインの土台がしっかりしてるから、バックも思いっきり暴れ回れるのかな〜。信頼を置かれてるメインメンバーを少し羨ましく思う。

たくさんそういういい部分を吸収して、真鳥くんもそういう信頼される先輩になってほしい。




と言うのも、もうすぐ、真鳥くんが一番先輩になる松竹座がやってくる。初めて丸一カ月、真鳥くんが一番先輩の立場になる。


最年長でメインキャストの龍太に対するプレッシャーの方が注目されがちだけど、真鳥くんだってキャリアの長さで言えば同じくらいにプレッシャーがなきゃおかしい。そのことに本人が気付いているかはわからないけど。
龍太と一緒に、みんなが安心してついていける、安心して自分の魅力を出せる公演にしてほしい。もちろん、真鳥くんも龍太も自分自身の魅力を大事にしながら。



もしかしたらとっくにそういう先輩なのかも知れないし、杞憂に終わるかも知れないけれど、なんとなくやっぱりソワソワしている部分があって、パリピポでどっしり構えてパフォーマンスしてたジャニーズWESTのお兄ちゃん組を思い出しながら気を揉んでる。


さぁもうすぐそこに夏が来てる。ジリジリ地面を灼きながら近づいてくる。パリピポを含む、ここ数ヶ月の色んな仕事で得た物はどんな形で実を結ぶだろう?

A.B.C-Z/Early summer concert



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※画像お借りしました。



M1.Vanilla
M2.メクルメク
M3.A.B.C-Z LOVE
M4.Summer上々
M5.渚のBack in your heart

バンド紹介

M6.ドラマ(戸塚)
M7.We're  Fighters(五関)
M8.どこまでHappy!!!
M9.Like a Blow
M10.スペーストラベラー

生着替えタイム

M11.ずっとLOVE
M12.Attraction
M13.BAD BOYS(Snow Man/河合ドラム)
M14.未来は明るいかい?(河合)

MC

M15.シャワゲ
M16.サヨナラBOX

(Jr.コーナー)
M17.No Control(Snow Man)
M18.ガムシャララ(無所6)

M19.In the Name of Love
M20.Twinkle
M21.愛のかたまり〜Stay with me(橋本)
M22.Darkness(塚田)
M23.ボクラ〜Love&Peace〜
M24.Finally Over
M25.Here we go
M26.BIG STAR
M27.NAKED
M28.イナズマVenus
M29.大切な君へ

En1.フライング〜Za A.B.C-Z
En2.Legend Story

En3.シャワゲ




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去年の夏のえびコンが楽しすぎて、「曲とか知らんくっても絶対楽しいから!!!」とゴリ推ししまくって母と妹と入ってきました。


パフォーマンスは申し分ないし、更にファンの質が良いことにすっごくときめいていて、会場の一体感とかこれぞコンサート!って感じで本当に楽しかったです。







グッズのパームライトを見た時は何これめっちゃ邪魔…って思っていたのだけど、実際に入って各担当カラーに点灯しているのを上から見るとキャンディボックスみたいでとっても可愛かった!


そしてパームライト演出も、本当に端から端まで綺麗に指示通りの色に揃っているところを見て妹共々ちょっとウルっとくるくらい感動した。
こうしてファンも参加して演出に加わることが出来るのは、メンバーが自分たちのファンを凄く信頼しているからなんだろうな〜って思います。コンサートというよりは、ライブ!って感じ。観客もスタッフもJr.もメンバーも、全員で一つなんだよっていう感じがした。



ファンも踊れる手振りの曲が多いのもいいな。ジャニーズWESTとはまた違った感じで楽しい。A.B.C-Z LOVEとかZa A.B.C-Zとかパームライトの動き揃いすぎてるし、周りのJr.担も踊ってたから、バックとメインが全く同じ振付なのって影響力あるんだろうな。
ジャニーズWESTの時はええじゃないかとかオレオレカーニバルとかバックしか見てないからメインと振付違って???ってなった記憶がある…







今回は目黒蓮くんロックオンのつもりで見ていたのだけれど、目黒くんは苦手な振付と得意な振付の差が激しい系Jr.なんだなと思いました。ザエビの振付めっちゃ下手。可愛い。
おデコの上あたりで両手重ねて上下させる振付とか、もう遅取り通り越してカウントズレてるし、手のカウント合わせたらステップぐだぐだになってるし。可愛い…。

かと思えばFinally OverやLike A Blowはキレッキレでかっこいいし。
踊り込んだ数と自信の問題もあるんだろうけど、ラブピ〜Finally Overの流れで一瞬の隙に眼が変わるのがあからさまに伝わってくる。ふにゃふにゃ笑ってたのに、フッと笑みが消えて眼がギラつくのがめちゃくちゃかっこよかった。





かっこいい曲になると、やっぱり無所6の中でも原くん寺西くんがズバ抜けて上手いし目を引くんだけど、それでも少し見ない間に目黒くんはめきめきと上達していた。
目黒くんに関しては別にダンスが好きで推してる訳ではなくて「顔と行動がとにかく可愛い!」枠なのだけど、今回のコンサート観てたら目黒くんのダンスもいよいよ推せそう。


しかし寺西くんはやっぱり上手かった。この間少年のなんかの曲で、あれ?って思った瞬間があったけど普通にやっぱり上手かったわ。
私的好きな踊りをする関東Jr.部門で仲田拡輝くんと共に二大巨頭な寺西くん。適度に体格もあって、男のセクシーっていう言葉がとても似合うダンス。





長妻くんと谷村くんは相変わらず割と対局シンメで良い。
長妻くんは手足長くてしっかり踊るけど、とても丁寧で基本に忠実で。谷村くんは手足長いのは同じなのにもう元の振付わかんねーよくらい暴れてて面白いしほんと視線泥棒。無所6は割とみんな落ち着いて踊るからあれでも極力抑えて合わせてたんだろうけど(笑)






Snow Manは踊りは照くんが好きなんだけど、たぶん誰かをロックオンして見るよりは引きで見るべきなんだろうなと思って極力双眼鏡外して全体を観てた。
いろんな意味で計算され尽くした動きで、お互いの信頼度の高さが見て取れた。

あまりスノメインの曲やステージを数観てきてる訳じゃないから、実際のところはよくわからないけど良い意味でバックって感じ。
能力差があまりなくて、端々揃うのは素晴らしいと思う。




母はジャズダンスを少しやってた人なんですけど、Snow Man、特に照くんをめちゃくちゃ褒めていました。なんなら私が名前教えてなくてもフルネーム覚えてたから照くんよっぽどハマったんだと思う(笑)

クロバットが全員安心して観られるし、岩本照くんは踊りが綺麗!って言っていました。以前お友達に基礎がバレエとジャズらしいよって聴いていたので、そう伝えたらめちゃくちゃ納得してた。母娘共に趣味がブレないね……







関西チビたちは相変わらず可愛い。
14年組は割とみんなダンスも上手で表情もキラキラした子たちだと思うけど、特に大きい子組が春よりダンス上手くなったな〜と思った。岡井くん相変わらず良いと思う。ひときわ大きく踊って飛び跳ねてて、ほんといい意味で遠慮も恥じらいもないし。そのうち外周で俺コン開催するJr.の1人として名を馳せそう。

あと何故か小吹くんをすぐに見つけられるスキルが上がりました。踊りめっちゃわかりやすい。




外周でズバ抜けて上手い子がいる…!って思ったらやっぱり晴太郎でした。安定。ほんとにズバ抜けて上手い。あの子はダンスだけ見たらもう福福大吉ラインに入れるべきだと思う。12年組ラインにいるのもったいないと思うくらい上手い。
あと小柴ちゃんが可愛い。ぴょんっぴょん跳ねてて鞠みたい。






相変わらずバックにロックオンしててセンターで何が起こってるのか全く把握出来てないことの連続だったけど、えびのみの曲なんかはパフォーマンスしっかり観られてとても興奮したなあ。

おふざけあり、アクロバットあり、ダンスあり歌あり。目当てがいないステージに視線を向けるのまで、こんなに楽しいのは今まで行った中でえびコンだけだ。
誰かを目当てにしなくてもこんなに楽しい。





それにMCなんかでも、見学の子たちいじってくれたり褒めてくれたり、更に少年たちの宣伝までしてくれて本当に嬉しかったです。

ギャンスタのことについても「ダンスめっちゃ上手いよね!このあいだの少クラでビックリした。焦ったもん。」と口々に賞賛してくれて、これから目を向けてあげてねっていう気持ちがこもってて、有難いことだ。
きっと自分たちの過去と重ねる部分もあっての言動なんだろうけど、そうして先輩たちに評価されて、いろんな言葉を添えてもらえるのは該当担としては本当に嬉しいし幸せ。




結局自担の話になってしまうけど、えびはもちろんとしてスノや無所の子達のパフォーマンスを見て、いっぱい良い刺激を受けていたらいいなぁと思う。
帰りみんなで一体どんな話しただろう?想像するだに楽しい。

きっとえびにしか出来ないこと、スノにしか出来ないこと、無所にしか出来ないこと、ギャンスタにしか出来ないこと、それぞれにあるんだろうけど、良いところはどんどん盗む精神がありそうな最近のギャンスタのギラつきが凄く頼もしい。




私自身いろいろ思うところはあるけど、ステージをじっと見据えていた真鳥くんの目に何が映ったのか、それをどう消化して夏に挑んでくるのか、すっごく楽しみです。







パフォーマンスも、お喋りも、そしてファンと一体となる演出まで、こんなに心温まり盛り上がるものを魅せてくれたA.B.C-ZのメンバーとバックのJr.たち、スタッフさん、それからえびファンのみなさん、本当にありがとうございます。

ジャニーズライトファンの母と妹もとっても楽しんでいたし、近くのファンの方々もとても感じの良い方が多くて感動していました。またいつかA.B.C-Zのコンサートには連れて来ようと思えました。



楽しかったぁーー!

中山優馬/歌おうぜ!踊ろうぜ!YOLOぜ!


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overture
M1.Get Up
M2.Darkness
M3.High Five
M4.xoxo
M5.voice
M6.おやすみ
M8.Missing Piece
M9.舞い、恋
M10.水の帰る場所

(関西メドレー)
M11.ビリビリDance
M12.がらすの・魔法・
M13.悪魔な恋
M14.バンバンッ!
M15.ロマンティック
M16.UME強引オン

M17.孤独なソルジャー(曲中モノマネコーナー)

・C&R
・優馬個人MC
・出演者全員参加MC

ダンスコーナー〜メンバー紹介

M18.Hustler
M19.Butterfly
M20.Best Friend
M21.ネガイゴト
M22.葉桜

M23.YOLO moment
M24.Shining
M25.Friday Night
M26.In the Name of Love

En1.交差点
En2.High Five〜Get Up〜YOLO moment

En3.High Five
En4.ビリビリDance



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てっきりトラジャバックと思い込み「ヒロキ観にいこ〜」と何の気なしに申し込んだ優馬ソロツアーでした。
もともと優馬の曲は好きで、そして屋良くんの振付も好きなものがあって。いろんな現場に顔を出すをモットーに申し込んだはずが、また真鳥くんの現場になってしまいました。(笑)





Mステ出演のあと一念発起して飛び出した名古屋公演は本当に開演前緊張していて。
真鳥くんのダンスががっつり観られる機会が回ってくる期待と、トラジャバックを信じて来ているトラジャファンを丸め込めるほどのパフォーマンスが果たして務まるのだろうかとか。


兼ねてから実力は遜色ないと思ってはいたけれど、ある意味畑が違うというのか…優馬の曲、屋良くんの振付を長年踊りこなしてきたトラジャのフィールドにわざわざ上がって踊るのは、彼らにとってもある程度のプレッシャーはあったと思う。





でも何故かスタンバイに入ったリチャの姿を見た瞬間に、「あ、大丈夫だ」と思った。
全身から気合と自信が溢れてた。それが例えハリボテの自信だったとしても私が不安を消し飛ばすには充分で、今にして思えばリチャのおかげであれほどに初めから楽しめたんだろうな。






Get Upは少年収で初めて観たときから真鳥くんに踊ってほしいと思っていて、それが叶ったのは物凄く嬉しかった。
真鳥くんはStyle Hip Hopはお得意だし、ヒットやバウンスを打つよりもピタッと止めるだけの方が綺麗に見えて好きだから期待してた120%の見応えだったな。

ただサングラスかけてるの見て百均のパーティーグッズ思い出したのはほんとごめん。





Darknessは間奏のところでなんとなく真鳥くんがブーガルーが苦手そうなのを感じ取ったため割愛します。(笑)




High Five…これはね〜相当悔しかった。踊ってるとこ見たい曲ベスト3に入るのに真鳥くん出ない。
これは回数経てオーラスでふと思ったことだけど、古謝が相当に上手くなってて、たまにヒロキっぽいと思うところがあった。やっぱりまだスキル的には及ばないのは否めないけど、このスキルアップは目覚しいなぁ。


xoxoはもう文句無しに可愛い。

♪キッス…キッス…〜のところで各々投げキス的な動きをするんだけど、真鳥くんの投げキスは口元両手持って行ってからぶわっと広げる恐ろしく可愛い投げキスだったり、クールに首傾げて片手を前に出すだけだったり、バラエティー豊かで素敵だった。



おやすみはそもそも振付が可愛らしくて。

説明的なくらいに歌詞に沿った振付なんだけど、それが全く違和感なく見えるのは踊り手の中で「曲と振付」ではなくて「言葉と動作」として連動しているからかな。

あとベッドで跳ねるところの真鳥くんの跳び方の綺麗さにビックリする。手先も足先も抜かりがなくて、本当にそのままどこかに飛んでいっちゃいそうな感じ。翼が生えてっていうよりは雲の上を飛び移ってくような。綺麗だなぁ。



ミシピに関しては私の好きな振付の塊だから観る度に唸ってた。OLD SCHOOLER的にはステップのところは自信もあるだろうし、真顔で踊ってるのに楽しいであろうことがよく見えていい。


舞い、恋は最初見た時意味わかんねーと思ったけど末澤が良くなったのもあって物凄く探究心を煽られた。


勝手な自分の解釈だけど、”理性と衝動”なのかなと思った。すえがきっと衝動とか感性とかそういった類のもので、優馬(+バック)が理性とか抑制的な働きをしているのかなと。

衝動が理性の中心を突き動かそうと、なにか取っ掛かろうとするんだけど、理性の欠片(バック)が邪魔をするみたいな。

頭でわかってることと心が納得しないところは平行線だから視線は合わないのに、何か理性の部分は必死で溢れ出る何かを引き止めようとしていて、だから核心にはなかなか触れられないような。


あんなにすえが必死な表情なのに、他の子達は顔色を変えないところや、衣装の色味的にそんなことを考えながら見ていました。




水の帰る場所は多分設定的にはPZと変わりなく。

以前に友達から又聞きしてテキストを読んだのだけれど、PZでの設定は「優馬と屋良くんは兄弟で、優馬はすでに亡くなっている。優馬からは屋良くんは見えているけど、屋良くんから優馬は見えない。でも気配は感じる。接触も最低限。」というようなもので。


多分ここについてはなんら変更ごとはなくて、だから屋良くんのキャラクターを今回のバックに置き換えたときに、「顔の系統が似ている」という点において丈くんは納得かも知れない。

ただやっぱり年齢的な無理はあるから兄と弟は逆転させていた可能性はあるけれど。


手の置き方と表情が、丈くんの癖と芝居をしていますっていう説明的すぎる部分があったけど、丈くんは名古屋の初日とオーラスを比べると良い意味で変な力が抜けていて良かった。

どんどん切なさが倍増していくような感じでグッとくる。




孤独なソルジャーはバック全員が優馬の方に向いて全力で歌ってるの意味がわからなすぎるし、みんな全力すぎて体がもう前に前に行ってるし可愛すぎる(笑)

真鳥くん口裂けそうになるくらい歌ってた(笑)


真鳥くんのモノマネ振り、名古屋で出てきたと思ったら出てきた瞬間から優馬は困惑してるし、真鳥くんも途中から「あれ?」みたいな顔してるし、しかも間違えたのに強行突破しててお腹よじれるくらい笑った。可愛い〜。

しかも真鳥くんの使い所そこかよwっていうね。滑舌的な意味で…





MCでは本当にいろんな話が聞けて楽しかったな。まさか全員出してくれると思ってなかったから優馬くんありがとうございます(泣)


真鳥くんが端々で「スキルアップできた」「楽しい」って言ってるのを聞いて嬉しくなった。

しかもかなりトークを回す側に回ってエピソード振ってるの見ると、頑張ってるなぁって思って。

お笑いの部分ではリチャと丈くんがいつも牽引してる部分があったけど、真鳥くんはネタ的なことよりわかりやすくエピソードを展開することが上手なのだなぁと感心しました。





ダンス曲とメンバー紹介では、真鳥くんのハイパーLOCKスキル満開で、心底楽しんでるから見てるこっちまでウキウキする。

Funky.3として、得意分野になると出るあのギラギラ感を全面に押し出して、存在感のアピールに余念がなかった。




Hustlerは、前奏のところで三回小さく跳んでその後屈んだままはけてく部分があるんだけど、そこが個人的に大好きで。

あと名古屋でハット投げてもらって受け取るところ、名古屋で失敗したからなのか大阪ではなくなってた。ハット回して被って、その流れでウエーブ通すところが大好きだったな。

真鳥くんもリチャも、グーって通していくそのシツコさがとても良くて、真鳥くんウエーブ通すときに口もとにタメが出てるの可愛い。正直。


あと優馬が消えるイリュージョンで真鳥くんダミーなところにベテラン無所感あっていい。それのために旗振るところ一瞬しかいないのもまたいい。キャリア選抜感。




YOLO前〜YOLOのところ、某夢の国的な音楽と振付なんだけど、真鳥くんの手先の綺麗さとジャンプが美しすぎて、毎回「妖精さんがいるな…?」と思ってた。

YOLOは♪埋め尽くそう〜のところのギター弾くみたいな振付が大好きすぎて、その背中のアイソレが良すぎて一人で悶えてた。かっこいいよ〜。





なんとなく今回のツアー通して今まで見られなかった子達をじっくり見ることも出来て、本当に楽しかった。

だけどだからこそ本当に自己嫌悪…。



オーラスのダブルアンコでみんなが大泣きしてる中、真鳥くんは清々しい表情をして一人だけ前を向いてて。本当に清々しい気持ちだったのか、涙を堪えていたのかはわからないけれど。


屋良くんが「1日5.6曲とか覚えて、相当キツかったと思う。だけどそこに負ける奴は一人もいなかった。これからどんどん育てていきたい。」

そう言った瞬間に深々とお辞儀をして、身体を起こしてからも顔は下げてて、一気に溢れ出る涙を拭って拭って、それでも溢れちゃうから後ろ向いてシャツの裾引っ張って顔拭って。




何を思ってこの公演に臨んでいたのかは慮るだけだけど、心からお疲れ様とありがとうを伝えたいなと思った。本当に幸せだった。


真鳥くんにとってはこの公演はきっとこれからに繋がる1ピースだと思うし、そこに立ち会えた歓びは大きい。

羽ばたくための大きなステップを目撃できたと思う。




また一つ忘れられないコンサートが増えた。

戸塚祥太主演/広島に原爆を落とす日

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たまたま関係者席をご好意で譲り受け、京都は南座にて、つかこうへい作、錦織一清演出「広島に原爆を落とす日」を観劇してきた。






実は始めて南座の客席に足を踏み入れるという、演劇をしていた身としては隅にも置けない私でした。

小屋としては松竹座とほぼ大差ない形にはなりますが、大きな違いとしては
二階席の前に顔当ての照明がないことと、一階席に傾斜が少ないこと、二階以上の左右列が二列ずつあること、
そして桟敷しかり、内装しかり、松竹座よりも遥かに歌舞伎小屋らしいことで、伝統ある重みを感じるところ。





綺麗すぎず、古き良き日本の歌舞伎小屋であって、こりゃあ演目関係なく観光客入りたがるな…と納得した次第でした。









兵士役の方々の通路登場から始まるのだけれど、小道具の旗には観劇マナー及びルールが記されていて、なんとなく

「なにわ侍ハローTOKYO…のショータイム前…」

と思ったのは両方観た人ならご理解いただけるはず。(笑)




まぁそんな仕様もない話は置いておいて、まず率直な感想としてはめっちゃつかこうへいワールド!!!!


ただこれって恐らくつかこうへい作の芝居を観たことのある人にしか伝わりづらくて、特に演劇に不慣れな人にはナンジャコリャの連続だろうなとは。






まず一般的な認識として、役者が突然ハンドマイク持ち出して歌い始める(しかもJ-POPの本家CDに被せて)なんていうのは本当にわけわからんし、いらない演出だと思うだろうな。
ただのつかこうへいあるあるなのでそこに意味とかはあまりないと思います。主張の強いBGMくらいの認識で良いはず。




今回に関してはハンドマイクで役者ががなる場面もありましたが、あれはなかなか難しいと思う。
正直私も7割がた聞き取れなかったし。





つかこうへい作品のあるあるネタとしては

  • 話の本筋に全く関係のないシーンが多い
  • 伏線かと思われたワードを全く回収しない
  • 早口で捲し立てる台詞が多い
  • モブが主演以上に目立ちに来る
  • 放送禁止用語差別用語の使用に躊躇がない

これらは今回の作品でも分かりやすく見られた特徴かと。






放送禁止用語差別用語の使用は彼自身が痛烈な差別を受けてきたという強い劣等感から来るものであると思われるし、
早口で捲し立てる台詞が多いことやモブの主張の強さは、作品にギラギラ感を持たせるためであって、
作品の本筋も含めてつかこうへい自身が社会(特に日本)に対する強い反骨精神を持っていたことに由来するのではないかと思われる。







話の本筋としては史実とは全く異なるフィクションであるし、だからとて無下にできるような軽いお話でもないのだけれど、
一つ言えることはきっとディープ山崎という男が確かにこの舞台の中には息をしていて、確かに愛があったということ。




正直A.B.C-Z座を見たときには、たまたま唯一入った公演がスペシャル公演だったこともあって、戸塚くんの芝居にはあまり期待をしていなくて。
けれどもそれを軽々と超えてくる戸塚祥太という一人の役者に惚れ惚れした。



シーンの移り変わりが早く、シーンにおけるテンションの起伏もとても激しくて、なかなか理解してついていくには難しいのに、ディープ山崎の心情の移り変わりだけがすんなり心に入ってくる。

これは並大抵ではなくて、役者の頭の中で表に現れる声のボリュームや台詞のピッチや動作の大小に関係なく、気持ちがずっとエンピツで描いた線のようにしっかりと続いている必要があって。
例え役者であったとしても、人間の脳みそというのはとても単純で、声のボリュームや動作にとても感情を左右されるものだから、その声や身体に左右されないだけの、役としての強い信念のようなものがないとそうしたことは難しい。




これを難なくやってのけた(少なくともそう見えた)戸塚くんはとてもとても役者だと思った。






本の内容としては、愛を軽々しく口にしないディープ山崎とヒトラーには、日本人以上に日本人らしい愛への美学を感じた。
これももしかすればつかこうへいの日本人でないことへの、日本人に差別されてきたことへの痛烈なコンプレックスの投影かも知れないと思った。






あとは裏方のテクニカル的な話をすると、美術に関しては良い意味で安っぽくて良いなと。
照明のネタは作品のガチャガチャした雰囲気とは相反して統一感があり、作品のシーンとシーンの繋ぎ目としてとても良い役割を果たしていたし、ラストシーンのロスコの炊き具合もたくさんの灯体の設置される場所・角度も絶妙だった。





この作品を見て、強い憧れと羨望を覚えた。

あぁいいなぁ、私たぶんこういう芝居がしたかったんだなぁ。



ラストのディープ山崎のモノローグでは、涙してしまった。けれどもそれはきっと作品の本筋とは全く違うところからくるものかも知れず、多分に嫉妬を含んだものですらあると思った。




愛を軽々しく口にして語らないことも
大切な人を死に誘うことで愛を確かめることも
こんな素晴らしい芝居をすることも
私が生きているうちにはどれ一つとして出来ないだろうと思った。



二時間あまりの上演時間中、おやすみタイムとして費やした人もいただろうけれども、
もしかしたら私が芝居をしたことがない人間だったら同じように眠って過ごしていたかも知れない。

けれども少なくとも私にとっては非常に有意義で、良い意味で心を締め付けられる作品だったことは間違いないし、とても良い機会だった。




関西ジャニーズJr./春休みスペシャルshow2015


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M1.ハピラキ
M3.さくらガール
M4.ぶつかっちゃうよ
M5.君にHITOMEBORE
M6.NEXT STAGE

(フレッシュジュニアコーナー)
M7.レディダイ
M8.オリスマ
M10.同じ空の下
M11.秘密
M12.世界が一つになるまで
M13.勇気100%

M15.CRAZY MY DREAM
M16.NAINAI16
M17.フルスイング

(関西メドレー)
M18.好きやねん大阪
M19.タコマイ
M20.浪速一等賞
M21.ええじゃないか
M22.ズンドコパラダイス

・リチャ丈一郎龍太の漫才
・ゲームコーナー
・MC

(愛メドレー)
M22.ずっとLOVE
M23.愛ing
M24.One Love
M25.愛・革命
M26.Sorry Sorry Love
M27.Luv sick

M28.Be cool
M29.歩き出した夏
M30.ブギウギキャット
M31.JUMBO
M32.See you again(新曲)

En1.バンバン

En2.UME強引オン



〜〜〜〜〜〜



今年はたった11日間という短い期間の春の松竹座公演。
たった15公演という少ない公演数の春の松竹座公演。


ジャニヲタに復帰して間もない私にしてみれば、一ヶ月あることが当たり前だったから物凄く短く感じてしまって、なんとなく物足りない気持ちになるんじゃないかって始まる前から不安で。

まぁなんらその心配はないほどに濃く楽しい春になったわけだけれど。






真鳥くんが自分で振付・構成したよって連載に書いてくれたとき、これほどにないくらい喜んだ。
真鳥くん、ちゃんとモチベーションあるって、まだまだきっと私たちの前で踊り続けてくれるって。


毎回今回が最後って言われちゃう真鳥くんだから、「生存確認」っていうちゃんといるよって言ってくれるその言葉が嬉しくて嬉しくて。(笑)





けど、幕が開いて、さくらガールを歌った時にやっぱり不安になって。
「散りゆくから、綺麗なんだってさ」って、その歌詞に乗せたその踊りがあまりにも生々しく心に刺さった。

真鳥くんだからこそ表現できる「散りゆくから」が、これ以上ないくらい儚くて苦しくてたまらなかった。
ジャニーズJr.って、それ以上でもそれ以下でもなく、いつか散りゆくかも知れない存在だから綺麗なんだなって。





きっとそのパートが真鳥くんじゃなかったら、こんなに苦しくならなかったと思う。
真鳥くんだからこそできた「散りゆくから」だったんだと思う。





つまり、私が真鳥くんに会いに松竹座に通いつめてしまうことの本質がそこにあって、きっとジャニーズJr.を応援してる人の多くはそうで、
どこかで「これが最後の花かも知れない」って思い続けてるからこそ、こんなにまで熱量を注げるのかも知れないって。



彼の名前を呼べるのは、もうきっと最後かも知れないって思いながら、この公演を見てた。







真鳥くんのまとめとしては、

まずファンサービスを少しコントロールできるようになった。
今までは少しでもファンサービスできる余裕のある曲なら団扇探しまくって片っ端からファンサービスしてた印象で、すぐに自分の番が回ってくるとさえ思ってた。

でも今回は、ファンサービスしていいときはバッチリやる、そうでないときは極力やらない。
そういうコントロールができるようになったと思う。







そして、おしゃべりで今までよりずっとずっと前に出て来られるようになったと思う。し、そういう意思が見て取れるようになった。

今までは彼なりの鉄板ネタがあって、その話ばっかするから多少テーマと外れたりとかがあったけど、今回はある程度好き勝手していい部分もあったから、発言数が格段に増えた。



初日、人がやってる罰ゲームに本気で嫌そうな顔をしていた真鳥くん。
絶対守りに入るぞこいつ…と思ってたら二日目からかなり喋り出してビックリ。
そこでちゃんと笑い取れて自信がついたのかも知れないけれど、とにかく千秋楽まで私のメモが追いつかないくらい喋ってくれて本当に嬉しかった。








で、3つ目が自分の中で一番嬉しくてすごく大きな変化なんだけど、
振付の凡ミスが格段に減った。本当に減った。


今まで私は真鳥くんのミス探してイライラおこおこしているターンが必ずあって、恒例行事みたいになってたところがあったのだけれど、
今回そういった詰めの甘さが本当に少なくなっていて、レポすることねぇわ!って思うくらいにほぼパーフェクトだった。

去年の春、夏もかな、手紙にすら本気のダメ出し書いて出してたくらいだったのに。(正直ちょっと後悔したけど)






今こうして改善されてきたから、時効だと思って言うけど

去年の春はBrotherやロスマイで思いっきり素でニヤニヤしてたし
夏はスポット当たってないからと思ってかステージ上で欠伸してたし
クリパは苦手な曲は本当に振付グッダグダだったし

常に「そういうとこだよ!!」って思い続けて、勝手な話だけれど「なんでこんなに応援して、なんでこんなに好きなのに応えるように努めてくれないんだろう」って、本当に嫌いになりそうなくらいの時すらあって。




どの立場だよって話だけど、そういう詰めの甘さに怒っている自分に酔ってたのかも知れないし、もしくは自己投影として自分にあるネガを真鳥くんに当てて余計にイライラしていたのかも知れない。

そういったところが本当に格段に減ったおかげで、変な話少し肩の荷が下りたような気がした。






あとは単純にスキル的な面で、表情がより一層豊かになったことと、Tuttingを磨いてきたことで指先の動きに厚みが出たと思う。

ただ多分Tuttingに夢中になりすぎて少しLockが疎かになっている節はあると思うけれど。
あとターンの精度が相変わらず底辺…体鍛えてね本当に…。






本来やるべきプライオリティーとしては
1.最低限の振付、フォーメーションなどのテクニカル
2.表情
3.ファンサービス・トーク
4.その上での振付や歌に対する表現

だと思っていて、今まではその順番が間違っているんじゃないかと思うところが多々あったど、今回その辺りがきちんと整頓されたと思う。


確かに自分の強みとするところによって多少入れ替わるんだろうけど。









つまりは結局ファンサービスってスキルじゃないというか、ファン獲得のツールでこそあれそこに頼ってばかりいては前進はしないと思っていたから今回傾向として
やらねばならない仕事>ファンサービスになったのはとても良い兆し。







しかしCRAZY MY DREAMがかっこよすぎた…細いサスで手だけ当てるって斬新だなぁと思ったし、Tuttingの振付ってスクエア作ったり回したりする振りが多いから少し機械的ですらあったし、本当に全員がピッタリ揃っていて一糸乱れぬってこういうことかと思った。

あとギャンスタの子達はみんな体が柔らかいからフロアに入ると本当に綺麗だしかっこいい。
無駄な力が入ってないから流れるように踊ってる感じ。







あとは印象的だったのはやっぱりSorry Sorry Loveなんだよな〜。
わかってて観たからかも知れないけど、真鳥くんっぽさの塊だった!

でも間奏にアクロバット的要素を組み込んできたのはチャレンジだったんじゃないかな?多分あの中で一番ああいうの苦手なの真鳥くんだし。


そういう苦手を見せないための一つのやり方として、全員が絡む振付にするっていうのはこれ以上ないくらいの正解だと思った。
一人一人独立では出来ない振付をやるっていうのは、出来ることの幅を増やすことにもなるし、逆に長年あのメンバーでやってきた信頼関係がないとなかなかできないだろうなと。







ホスト真鳥くん…エロすぎてツライ……これ以上コメントすることはない…好き……。

まぁあとネクステとBe coolに関しては流石真鳥くんだね拍手〜ってやつです。
完全に得意分野だしもうめちゃめちゃ安心して観られるクオリティがある。









真鳥くん以外のところで言うと、まずは今回から参加の14年組の子たち。

即戦力とはこういうことかと思い知らされる。
大抵一人は壊滅的に踊れない子がいるんだと経験上思っていたけど、今回そんな心配をしないといけない子が一人もいない。見るに堪えない…と思う子が一人もいない。




何と言ってもみんな恐れがないところが凄い。
ダンスにしろ笑顔にしろファンサービスにしろ、出来る先輩がいて目の肥えた客がいるとなると、自信がないことに対して恐怖するものだし、萎縮するものだと思うんだけれど、そういう恐れや自信のなさが全く感じられない。




特にいいなと思ったのはやはり岡井。
あの子は自信の塊だな。スキルがまだないことは本人もわかってるんだろうけど、踊れないことをきちんとフレッシュさとして武器に変換する能力があると思うし、楽しむことが出来てるし、
これは14年組の青衣装チームはみんなそうだけど最低限の振付を必ず間違えずに遂行する堅実さも持ってる。

ある意味これからギャンスタ勢を脅かすのはこの手堅さかも知れない。






あとは推されてる道枝、長尾、高橋、小吹あたりはまだまだ子供だけどやっぱり推されてるだけあって華があるし目を引く。
この子たちは伸び代だらけだからこれからがとっても楽しみ。フレッシュジュニアらしいフレッシュジュニアだなぁ。

オバサンはほくほくしながら見ていました。シンプルに可愛い。








福福大吉は相変わらず落ち着いていて良い。
大晴はまぁ一旦置いといて、宏志朗・怜爾・吉岡も着実に手堅く仕事こなすタイプで、舞台班っぽいな〜と思う。
その冷静さは関西Jr.っぽくなくて少し物足りなさ感じるけど必要不可欠なポジションだと思うからそのままでいてください。

大晴は大晴でこのライン的には首かしげるとしても関西っぽさの塊だよね。
ダンスが暴れてるところもムチャぶりも生意気さも、ギャンスタっぽい。



次世代ギャンスタはだいぶ毛色が違うのねと思いつつ大晴が良きパイプになってる気がするね。
個人的には怜爾が一番好き。怜爾は顔も踊りもれんれんに似てるけど、これから上達すれば踊りは大橋くんクラスも夢じゃないと思うからファイト!







12年組+いおとわ正門ラインは小島のイケ化が凄まじすぎて頭追いつかない。
お兄ちゃん気質なんだろうね、意外と。

毎回毎回見るたびにダンスが目に見えて成長してるところが恐ろしい。
そして毎回毎回そんなに成長してるのにまだ「ダンスが上手くなった人」であって「ダンスが上手い人」ではないところがまた小島らしくておもしろ愛おしい(笑)


晴太郎は確実に「ダンスが上手い人」に成り代わったね。
ずっと12年組でダントツ目を引く踊りができる子だったけど、晴太郎のダンスはまだまだ伸びると思う。なんにせよダンスが好きで楽しいのがビシビシ伝わってくる。

この子はきっと真鳥くんみたいなスキル以上に気持ちに訴えるダンスができるようになる。









そして、書かずには置けないよね。柊真。
まず言いたいことは、お疲れ様。


本当に初めて動いてる姿見たときは慄いたよ。踊れてなさすぎ顔強張りすぎで。


なのにずっと推されだったし、正直なんやこいつくらいに思ってた。
本当に何も出来ないクソ不器用の、ただ顔が綺麗なだけの男の子だった。




数年して戻ってきたら、MC回してた。
ツッコミキャラに変貌を遂げていた。
いつの間にか康二とシンメで、いつの間にかバク転とか出来てて、本当に浦島太郎にでもなった気分で。





正直あまり好きじゃなかった。
頭固くて真面目すぎるし、その割に思慮は足りないし、踊れないし、私が一番ダメなタイプの子だった。むしろ興味がなかった。

たぶんなにキンという名前が解体されたあたりから少し好きになれた。

というのも、私がユニット厨とかユニットの亡霊とか、そういった人たちに対して小さいながら嫌悪感があって、「アイドルなんて、芸能界なんてそんなもん。好きだからとか一緒にやりたいからなんて理屈は通らん。」と思っていて、
そこにそういったユニット括りに真っ先に見切りつけたのが柊真だと思ったから。




でも恐ろしい勘違いだよね。柊真が見切りをつけたのはなにキン括りじゃなくてJr.としての自分だったんだもの。
もしかしたらこれすらも勘違いかも知れないけれど。




結局私たちには何一つ本当のことなんて分かり得なくて、いろんな要素から汲み取ることしかできない。慮ることしかできない。

千秋楽の涙のカーテンコールすら、もしかしたら柊真が恐ろしくひどい花粉症で、それなのに上から降ってくる花びらが全部花粉だったのかも知れない訳だし。




もしかしたら柊真の涙は実は別の誰かの卒業に対する涙だったかも知れないし、とか、悪あがきなのかな。






でも本当に自分にとって苦しいのは、包み隠さず格好つけずに言うと、真鳥くんのこれからがより一層のこと不確定に思えること。

悲しい振りをしてるだけで、きっとこっちに尽きる。
どこまでも利己的で自分本位だけれど。




あと何人仲間を、というか後輩を送り出せば真鳥くんは笑顔でゴールテープを切ることが出来るんだろうと。
辞めてほしいんじゃない。明確なことを発信できる立場でないから、それを知れる立場でないから、本当に宙ぶらりん。





真鳥くんがいつの日かこうやって涙の中はなむけの言葉をもらって舞台を去ることはきっとこの先ないことがわかっていて、
真鳥くんがこの世界を去るときはきっと本人からはなんのヒントもない。



真鳥くんは嘘をつくのが上手な人だと思うから。
きっといつもの笑顔をみんなに振りまいたまま、いなくなる。



もしかしたらむしろそうあってほしいのかも知れないけれど。
いつも通りの松竹座が、関西Jr.が、関西担が、真鳥くんの居場所であってほしいのかも。それが昨日でも、ある意味良かったかも知れない。








今はまだ、何一つ心の整理がつかなくて、ただやっぱりずっとさくらガールが頭の中で回ってる。


本当はまだまだ真鳥くんのこと見ていたいし、今までは手紙にしろ団扇にしろ地味に次に繋がることばかり書いてプレッシャーかけてたけど(笑)、
もしか真鳥くんに笑顔でここを去る理由が出来たときは、私たちファンになんか目もくれずに一目散に駆け出してほしいと思えるようになった。


苦しいけど、嫌だけど、柊真が泣きながらでも笑顔で幕を引いたように、その時がきたら真鳥くんにも前を向いててほしいと思う。




さっき柊真がいなくなることに悲しい振りをしているとは言ったけれど、こういう思いを私の中に芽生えさせてくれたのは間違いなく柊真。
真鳥くんと仲良くしてくれてありがとうね。真鳥くんの雑なボケも面白くしてくれてありがとう。






こんなに悔やまれて、みんなに盛大に送り出してもらえるのって本当に関西だけだよね。
小さいコミュニティだからこそ。

同じメンバー、同じ場所であることが、必要以上の情を移させてしまう。



でもだからこそそれが去りゆく人の足枷にならないように、今は明るくさようならを言うように努めたいと思う。









「散りゆくから、綺麗なんだってさ。そんなこと知らない僕になにが出来たっていうのさ」


散り際まで美しいよね。
私たちファンは本当のことは何も知らないし、何もできない。散るときは突然指の間すり抜けてくから。




新しい関西Jr.はどんな色の花を咲かせてくれるでしょう?

自担に求めるもの、推しに求めるもの



タイトルの通りのお話です。
もともと友人に「長文書きたいからネタ振りして」と言われて振ったネタなんですが、そのまま私に返ってきたので
現場のない期間の小噺として書きたいと思います。






自担に求めるもの

これは飽くまで今にして思うことであって、今までの担当にそれを求めてきたかと言われるとそこは首を傾げてしまうのだけれど。


一つに、当然ながらビジュアルが好みであること
一つに、見る機会、知る機会がある一定以上あること
一つに、パフォーマンススキルがある一定以上あること



この辺りが多くの人が漠然と考える担当の概念でしょう。
これはもちろん私にも言える話であって、否定するつもりは毛頭ない。





ただし自分が担当にしたいと思う最大の基準は

パフォーマンスなどのある一点以上において芸術性が高いこと。

これだと思います。




そもそもな話ステージという文化はある程度エンターテインメント性を保持していると言えるのだけれど、
その中でもやっぱりアートとしてステージ若しくはパフォーマンスと向き合っている人がいると思っていて。

そういう人にはやはり見るたびにハッとさせられる何かがあって、自分にはない何かしらの表現方法を持っていて、
私たちには見えない部分での心の動きを推し量ることが面白いような人。

そういう人が見ていて飽きないし、そういう人にこそのめり込める。






そもそもアートとエンターテインメントの定義は?

日本人にとってアートという横文字は美術と混同されることが多いのだけれど、美術とは芸術に包括されるものです。




アートとエンターテインメントの違いとは端的に言えばベネフィットかノンベネフィットか、です。
つまり作品の制作過程でのマーケティングの有無です。



エンターテインメントは一人でも多くの人間を取り込むことを念頭に置いていますが、アートはそうではありません。
スタートがそもそも違う。





とは言っても日本の芸能においてアートとエンターテインメントの区別はとても曖昧なので、わかりやすくジャニーズの中で私がアートだと思う人、エンターテインメントだと思う人をあげてみようと思う。





代表的にアート性が高いと思うのは嵐の大野智くん。
発言一つとっても媚びないしパフォーマンスも一定のクオリティがあると思う。

しかしながら大野くんの場合はアートから発進したにも関わらず、多くの人に認められて今やエンターテインメントとして受け入れられた稀有な例だと思います。



的を絞ってパフォーマンスを作り上げていたものが多くの人たちにたまたま認められているのだと思う。
そこにマーケティングの色は薄い。







かたや同じ嵐の櫻井翔くんは生粋のエンターテインメントだと思います。
嵐、もしくはジャニーズにいないポジションを徹底的に調査してマーケティングを緻密に行っている例。
嵐として、ジャニーズとして、櫻井翔として、一人でも多くの人間を掻き込んで地位を確立しようとしているように見える。






まぁ結局のところ性格の問題で、どっちが良いとかどっちが悪いという話でもなくて。
こちら側、つまりそのキャラ設定であるとかパフォーマンスに対する受け手の好みでしかないのだけれども。






私の個人的な意見としては、
自担にはそういったマスを惹きつけようとする意志よりも、自分のやりたい事をひたすらに突き詰めてる間になんかここまで来ちゃいました〜みたいな、あっけらかんとした感じでいてほしくって。

だから最低ラインとして、その仕事を見るからに楽しんでいるという要素が必要。





もちろんノンストレスな人という意味ではなくて、
「自分のやりたいことをする上でいくらでも苦労はしていい。だって好きなんだもの。」「苦しい、でもこれやりたい」
を突き通してきた結果なんかここまで来ちゃいました〜という意味で。







なんなら自担にはある程度苦労してほしいと思っていたりします。
その苦労に耐えうるメンタリティーを持っていてほしい。


その上その苦労は新鮮さの残るうちはひた隠しにしてほしいと思っている。
いつの日か昔話みたいにその口から語られればいいと思う。


この理由はまた後ほど出てきます。










推しに求めるもの


推しにはそういった苦労であるとか、芸術性は求めないので、例えば私の中では目黒蓮くんがそのポジションなんですけど、

目黒くんに対して思うのは、可愛い可愛いできるだけ苦労せずにサラッと推されてほしい。です。




なんなら目黒くんに対してはエンターテインメント的な、マーケティング的なこともしなくていいよぉ〜と思っている節がある。

ひったすらに手放しで可愛い可愛いと言えるような、誰にも分かりやすい説明的ですらあるようなアイドル性を求めているのかも知れない。
同じような例でよりわかりやすい人だと髙橋海人くんとかもそうです。




(本当はここで神宮寺くんとか平野くんとか言えるともっとアイドルっぽくてわかりやすいと思うんですけど、私の中で踊れる人でないと推しのフィールドに上がってこない…)
(平野くんは踊れると言われているけど、個人的にダンスが上手いと思ったことはないのです。この話はまた機会があれば。)







でもこんなに可愛い可愛いと思いつつも、自分にとって目黒くんが担当に昇格する日は来ないことを知っている。

永遠の推しなのです。



同じ推しの中でも目黒担になることはきっとないけれど、仲田拡輝くんの担当になることはあるかも知れないと思うのは以上のような理由なのです。









そして何より、私が自担に求めるもの、というよりはこういう人を自担にしていると思うのは、

自分がその人になりたいと思う、羨望の眼差しで見ることが出来る人。




きっとただの憧れなんだ。
私自身がずっとステージに立つことを志し、そして志半ばでそのフィールドを捨てたことが大きいと思う。





私にとって自担とは
色恋妄想の対象ではなく、
鑑賞物としてでもなく、
ただただ羨望の対象なのです。

羨望の対象が女の子でないのは、ずっと男に生まれたかったと思っていたからかも。






きっとただ自分がアイドルになるとしたら、ステージに立つ側になるとしたなら、こういう人になりたい!と思う。
そういう人を自担として据えているんでしょうね。




真鳥くんに対しては、
私もこんなパフォーマンスをしたい!ステージの上でこんな風に生きたい!と思える。
仲田拡輝くんに対してもそうです。






こういう人になりたい!と思うのは、パフォーマンススキルだけでなくて、そのパフォーマンスを作り上げる上で培った経験も全て引っくるめてのこと。




これが先述の苦労話云々のことになるんだけれど、

自分自身、頑張ったことや苦労したことは人にペラペラ話したくないと思っていて、けれどもその苦労に耐えうるメンタリティーの強さは持ち合わせていないから、
いつもあっけらかんとして、ただ楽しそうに振舞っている人がとてもかっこいいと思うしそういう人間でありたいと思う。




だからいつもキラキラの笑顔で、陰りをほとんど見せなずに12年もあの世界で走ってきた真鳥くんこそが、私の担当なんだ。







長々と語った結果がこれかーい!ってね。
まぁたかだか一ジャニヲタの脳内なんてこんなもんですよ。





こんなに大きな母体だと、いろんな応援の形があるし、いろんな人にいろんなファンがいる。
そういう意味でジャニーズって面白いしジャニヲタって面白い。







お友達にも、煽りでもなんでもなく「なんでこの子が好きなの?担当なの?」って聞いてみることがある。
大抵バラバラの答えが出てくるのが面白い。



「何故か意地になれる」
「ただただ顔が好き」
「リア恋」
「ファンが少ないから」
「ファンサされたから」
「母性本能をくすぐられる」

いろいろな理由があって、なんとなくその気持ちもわかるものもあれば、全くわからないものもある。





あなたの、応援する理由や自担の魅力って、なんですか?
自担に求めるものって、なんですか?